テーマ株

【9739】日本システムウエア ~DX(デジタルトランスフォーメーション)~

「テーマ株」とは、話題になっている材料に関連する事業を行っていたり、関連する業界に属していたりといった企業群のことを指します。

テーマ株は投資家の注目度も高く、活発に取引される傾向にあるため、短期間での株価の上昇も期待できます。

 

ポンコツ
「テーマ」は社会問題や画期的な新技術など、対象は多岐に渡ります

 

このコーナーでは、話題のテーマに関連する企業の事業内容やテクニカル・ファンダメンタルズの両面から分析をしていき、投資判断に役立てていきたいと思っています。

銘柄選定の基準として、小資金の投資家でも検討できるという理由から『株価3,000円以下』としています。

 

今回は『DX(デジタルトランスフォーメーション)』に関連する銘柄である、こちらの企業を紹介していきます。

日本システムウエアのHPはコチラ

デジタルトランスフォーメーションについて

「DX」とも呼ばれています。

経済産業省が2018年12月にまとめた「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」によると、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」とあり、デジタルを利用した変革全般を指すこともあります。

ビジネス環境の激しい変化に対応するために、データとテクノロジーを活用して、製品やサービス、ビジネスモデルを変革することが必要との考えで、そのために既存の老朽化した基幹システムの刷新やクラウドサービスの活用などが進められています。

会社概要

経営理念

『Humanware By Systemware』

企業理念"Humanware By Systemware"には「社員一人ひとりの個性、感性、創造性を最大限に発揮し、社会の豊かさにつながる優れたシステムを創り出したい」という想いが込められています。

事業内容

下記、日本システムウエア株式会社の事業内容になります。

独立系のシステム開発会社、通称NSW。IT(SI、業務ソフト受託開発、運用、データセンター)、サービス(クラウド、Web・EC)、プロダクト(組込ソフト・デバイス開発)の各ソリューション事業を展開。「DX FIRST」をスローガンにLSI設計からファームウエア・ドライバの設計、ボード設計などデバイス開発に特色。デジタルトランスフォーメーション支援ビジネス、IoTサービス、クラウドプラットフォーム、デバイス開発を推進。2015年協和エクシオ<1951>と自治体向け防災関連サービスを提供。2016年英ARM社とmbed Cloud Partnerライセンス契約を締結、日本ラッド<4736>と運輸分野で業務提携、JIG-SAW<3914>とIoTにおけるプラットフォームと データコントロール分野で業務提携。2019年日本マイクロソフト、DJIとドローンとAIを活用した建築物メンテナンスサービスで協業。主要取引先は日本電気グループ、ルネサスエレクトロニクスグループ。

マネックス銘柄スカウターより

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日本システムウエアは独立系のシステム開発会社です。

システム開発に加え、組み込み系ソフトや半導体設計に強みを持っており、IoTやAIに注力しています。

セグメントとしては、サービスソリューション・ITソリューション・プロダクトソリューションの3つの事業領域で構成されており、現在IoT&AIソリューション事業を推進しています。

HP 企業情報より

ITソリューション

ITソリューション事業は業務系ソリューションが中心となっており、製造業、流通業、金融・保険業、官公庁向けなど長年にわたり培った業務ノウハウで、コンサルティングからシステム設計、開発、保守・運用に至るまで、顧客に最適なソリューションを提供しています。

直近の決算を見ると金融・公共ソリューションやシステム機器販売が前年同期比で大きく売上高を伸ばしています。

これは、小売業向けシステム機器販売や官公庁・団体向けのインフラ案件の伸長によるものです。

サービスソリューション

サービスソリューションはITサービスが主で、システム性能を最大限に引き出すサーバやネットワーク設計、セキュアな環境構築から、都市型・郊外型データセンターによる信頼性の高い運用・監視まで、顧客のシステムを多彩なサービスで支えています。

セグメントの概況としては、デジタルソリューション、クラウド・インフラサービス共に堅調に推移しています。

プロダクトソリューション

プロダクトソリューションは、オートモーティブ、産業分野など、様々な製品開発で培ったアプリからミドルウエア、ドライバ開発の組込み技術で製品の多様化や効率化、高品質設計に対応し、スマート化に向けた各種ソリューションを提供する組込みシステム開発と、高位設計、論理設計・検証、論理合成、レイアウト設計、製造からテストまで、ご要件に応じてソリューションを提供。画像処理や通信制御などの各分野で低消費電力設計、先端プロセスに対応するLSI・FPGA開発が主になります。

組込み開発では産業設備や医療機器などの新事業領域が大幅に拡大し、5G関連案件といった通信分野も案件が増加しています。

中期経営計画

同社は、2019年4月~2022年3月の期間における中期経営計画を策定しています。

スローガン

DX FIRST  お客様のDX実現を先導する企業へ

 

ITサービスに対するニーズは多様化、高度化し、業務効率化を目指すだけではなく、競争力を高めるためのIT投資へと変化している中、受託型から提案型へ、開発からソリューション、サービスへ軸足を移したビジネス展開と、成長が期待される分野への領域拡大を加速させようとしています。

特に、顧客企業におけるDXへの動きが本格化するなか、これまで取り組んできたIoT・AIサービスを基にした事業の拡大とともに、要素技術確立のための既存事業からのシフト、またこれらをベースとした新サービスの展開を図り、DX事業の拡大に取り組んでいます。

経営目標

HP IR情報より

連結売上高としてはできるだけ早期に400億円台に乗せるとともに、IoT、AIをはじめとするDX関連事業については、戦略的な事業投資を行いながら、100億円規模に育てていく計画です。

HP IR情報より

業績・指標

売上推移

2008年以降は売上高・利益ともに右肩上がりのグラフとなっており、着実に成長を続けています。

売上高は2019年3月期に11期ぶりの過去最高となり、その後の2020年3月期においても増収増益を達成しています。

2021年3月期においては新型コロナの影響により、業績予想は未定となっています。

新型コロナの影響を踏まえた同社の今後の見通しは以下になります。

2020年3月期 決算説明資料より

指標

6/26時点での株価は2,234円です。

ROEが高く、自己資本比率も70%と非常に優秀となっています。

配当について、前期は1株あたり30円を出していますが、今期は新型コロナの影響もあり、現時点では未定となっています。

チャート

6/26時点の週足チャートです。

年初来高値は1月につけた2,734円、年初来安値は3月につけた1,443円です。

コロナショックからの半値戻しはすでに達成しています。

日足チャートでは上昇一服といった状況となっており、再びコロナ前のレンジ相場の水準でヨコヨコとなるか、上値を試してくるのかが注目されます。

まとめ

日本システムウエアは1966年に創業された歴史ある企業です。

指標をみてもそこまで割高感もないですし、コロナ禍でより加速するであろうデジタルトランスフォーメーションのど真ん中企業として、今後も期待したいと思います。

以上、日本システムウエア株式会社の銘柄紹介となります。

ここで紹介した内容は購入を推奨するものではありません。あくまでも、自己責任において投資判断をお願いします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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