株式投資を行う上で、初心者が口座開設をしておくべき証券会社のうちの一つに「楽天証券」が挙げられます。
コロナショックや老後2000万円問題によっては投資に興味を持つ方が増えたこともあり、近年は口座開設数をグングン伸ばして人気が高まっている証券会社ですので、これから投資を始めようという方の中には口座開設を検討されている方も多いのではないでしょうか。
私自身も楽天証券を利用しており、まだ口座を持っていない方にはぜひ開設をおすすめしたいです。
そこで今回は、なぜ楽天証券がおすすめかという理由に加えて、最新のキャンペーン情報も合わせてご紹介します。
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楽天証券の魅力

楽天証券の魅力については、手数料が安い・取り扱い商品が多いといった点からSPUとの絡みやクレジットカードを使った積み立てによるポイント獲得術など、すでに多くのサイトやYouTubeなどで詳しく解説されていますね。
そこで今回は、私が使っている中で感じる、実際に取引を行う中で感じる楽天証券の魅力についてお伝えしようかなと思います。
その魅力とは、次の4点です。
- 取引ツールが非常に使いやすい
- 楽天ポイントを投資にまわせる
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)が便利
- サイトが見やすく、初心者向けの情報が豊富
それぞれについて、実際に感じることなどを中心に解説していきます。
取引ツールが非常に使いやすい

楽天証券には、モバイル・トレーディングツールとして『iSPEED』というアプリがあります。
楽天証券以外の証券会社が提供するモバイル用のアプリもいくつか試しましたが、初心者でも使いやすいという点でいうと『iSPEED』が一番ではないかなと思います。
感覚的に操作できたり、少ないタップ数で必要な情報を確認したりできる点は、初心者でも非常に扱いやすいです。
また、「マイページ」は自身の好みに合わせてカスタムできるため、すぐに確認したい情報をまとめておくこともできます。
この「マイページ」の設定や操作については、こちらの記事も参考にしてください。
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楽天証券の取引ツール、iSPEEDが便利過ぎる【My Page編】
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楽天ポイントを投資に活用できる

楽天ポイントを貯めている方は、貯まったポイントを利用して投資が可能です。
「投資に興味があるけど、やったことがないから不安」などと思っている方には、現金を使わずに投資を始めて経験を積むという点で非常に嬉しいサービスですね。
ポイント投資が可能な証券会社は他にもありますが、ポイントの貯めやすさが抜群の楽天ポイントを投資に活用できるのは楽天証券だけです。
私は獲得した楽天ポイントは全て投資にまわし、現金を使わずに購入した資産が数年後・数十年後にどうなるかを楽しみにしながら積み立て運用をしています。
当ブログでは毎月の積み立て進捗を報告していますので、ご興味があれば見てみてください。
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楽天ポイント利用での、投資信託運用状況(2021年4月)
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楽天銀行との連携(マネーブリッジ)が便利

楽天証券では、楽天銀行に口座を開設することで、口座連携サービスであるマネーブリッジが利用できるようになります。
このマネーブリッジを活用するだけで、楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用されます。
また、自動出入金(スイープ)を設定すると、証券内で銀行の預金残高の確認ができたり、買付け時に自動で楽天銀行から証券口座へ送金したりといったことができますので、煩わしい送金作業を省けて非常に便利です。

サイトが見やすく、初心者向けの情報が豊富
証券会社のサイトは金融商品を扱う上で真面目な印象を与えたいのか、比較的固いつくりのサイトが多いのですが、楽天証券のサイトはPOPな感じで初心者でも非常に見やすいのが特徴です。
また、投資情報メディアである「トウシル」では初心者向けの情報が満載ですし、YouTubeを活用した投資学習コンテンツや各種勉強会・セミナーなどで投資に対する知識も深められます。
さらに、口座を開設することで日経テレコンが無料で利用できるようになる点も非常に魅力的です。
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新聞の定期購読はもったいない!?情報収集方法を見直し、新聞代を運用へ【日経テレコン(楽天証券版)利用】
キャンペーン情報を活用して口座開設

最新のキャンペーン情報を確認
楽天証券で口座を開設しようと思ったときに、必ず確認しておくべきなのは最新のキャンペーン情報です。
楽天証券では、エントリーをしておくことでポイントを獲得できるキャンペーンが非常に多いため、常に最新のキャンペーン情報を確認しておく必要があります。
また、口座開設に限らず各種サービスを初めて利用する際は、関連するキャンペーンがないかを一度チェックした方がよいでしょう。
最新のキャンペーン情報は楽天証券のサイトから確認できますので、すでに口座開設済の方も活用できるものがないか、定期的に確認することをおすすめします。
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口座開設までの流れ
最後に、口座開設までの流れを簡単にお伝えしておきます。
- 「口座開設」ボタンから申し込み
- 楽天会員かどうかを選択し、メールを受信
- お客様情報入力
- 本人確認書類の提出
- 楽天証券での審査後、ログイン用のID送付
- ログイン後、初期設定
このような流れになります。
情報入力の際に、一部、見慣れない単語が出てきますので、いくつか解説しておきます。
納税方法
納税方法の選択として、『特定口座』を開設するかしないか、『源泉徴収』はありかなしかを尋ねられます。
株式や投資信託等の取引で利益が発生した場合、確定申告をして利益に対して約20%の納税をする必要があります。
その確定申告の際、年間の売買における履歴や損益を証券会社がまとめてくれ、「年間取引報告書」という書類を作成してくれるのが『特定口座』、自身ですべて計算・管理しておかなければならないのが『一般口座』です。
取引回数が多いと『一般口座』での管理・損益計算は非常に大変なので、特別な理由がない限り、ここは『特定口座』を選択しておくのが無難かなと思います。
また、源泉徴収については確定申告を自身で行うかどうかが関わってきます。
投資によって年間20万円以上の利益を出すと、確定申告をして納税しなければならないのですが、源泉徴収「あり」の場合は証券会社が必要な手続きを代行してくれますので確定申告は不要です。
一方、源泉徴収「なし」の場合は自身で確定申告をしなければなりません。
こう言われると「あり」の方が楽で良いと思うかもしれませんが、ここで注意が必要なのは「源泉徴収あり」にすると利益がいくらであろうとも自動的に約20%の利益が徴収されるという点です。
もう少し詳しく言うと、納税義務がない10万円ほどの利益だったとしても約20%の税金が徴収されてしまうということです。
まとめると、
- 納税方法の部分は年間でどれぐらいの利益を想定しているか(コンスタントに20万円以上の利益を想定?)
- 確定申告への対応(苦にならない?面倒だからやりたくない?)
- 自身の取り組もうと考えている投資スタイル(デイトレード?長期投資?)
などを考慮してそれぞれ選択すると良いかなと思います。
NISA(一般NISAとつみたてNISA)
NISA(ニーサ)は、上場株式や投資信託の値上がり益や配当金(分配金)に対する税金が非課税になる制度のことです。
「一般NISA」か「つみたてNISA」を選択できます。

非課税となる期間や年間投資上限額などに差があり、主に株主優待や個別株式による値上がり益を狙う場合は「一般NISA」、投資信託で将来のために長期で投資したい場合は「つみたてNISA」がおすすめです。
途中で変更も可能なので、投資目的に応じてどちらか選択しておくと良いでしょう。
FX口座
FX(為替取引)を行うための口座ですね。
楽天証券の楽天FXは取引コストも安く、ツールも充実しています。
株式や投資信託での売買に加えて、FXにも興味がある場合はこのタイミングで申し込んでおくと良いでしょう。
なお、後から申し込むこともできます。

信用取引口座
信用取引は、証券会社に保証金や株式を担保として預けることで、証券会社からお金や株式を借りて売買を行うことです。
最大で、預けた担保の評価額の約3.3倍の取引ができるようになります。
信用取引は危険なイメージを持たれる方も多いですが、しっかりと資金管理した上で活用すれば株価の下落局面でも利益が出せるという非常に有効な手段です。
また、コストの確認が必要なものの、信用取引によって株主優待をお得に手に入れるクロス取引も可能になります。
こちらも後から申し込み可能ですが、口座維持費などもかかりませんので、このタイミングで開設しておいても良いと思います。
まとめ
楽天証券はサイト設計やツールの使いやすさなど、初心者が投資を始めるにあたって開設しておくべき口座のひとつです。
特に楽天経済圏の方にとってはポイントによる恩恵も大きいので、有効に活用していきたいですね。
口座開設の際はお得なキャンペーンがないか、最新の情報を必ず確認するようにしましょう。
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