ポンコツの日々

オープンドアの決算を見てみる(2021年3月期 第1四半期)

本日は、先日発表されたオープンドアの決算内容を確認していきます。

事業内容

オープンドアは比較旅行サイトである「トラベルコ」の運営を柱とする企業です。

「トラベルコ」は国内外旅行会社が販売するパッケージツアー・ホテル・格安航空券等の各種旅行商品をオンラインで一括して検索・比較できる旅行メタサーチサイトです。

1,500以上の旅行サイトを一括で検索できる旅行比較サイトとなっており、ほぼすべての旅行商品を比較できるビジネスモデルとなっています。

その他、海外及びインバウンド市場向け多言語旅行情報サイト「TRAVELKO」、伝統工芸作品紹介サイト「Gallery Japan」の運営も行っています。

2021年3月期 決算補足説明資料より

ユーザーは価格と内容にシビアな20~34歳女性が多いのが特徴で、従量課金収入・固定収入・広告収入が収入源になります。

2021年3月期 決算補足説明資料より

業績

新型コロナウイルス感染症拡大から生じた旅行需要の大幅な減少の影響を受け、売上高は118百万円(前年同期比 ▲90.9%)と大幅減で着地しています。

また、テレビCMを含むプロモーションを旅行需要に応じてコントロールするなどコストを抑制し営業利益のマイナスを圧縮したものの、営業利益 ▲345百万円(前年同期実績 558百万円)という状況です。

2021年3月期 決算補足説明資料より

2021年3月期の予想については、新型コロナウイルスの感染者数が再び増加しており収束の時期を見通せないため、 現時点において引き続き『未定』とし、合理的な予測が可能となった時点で公表されるとのことです。

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルス感染症拡大による、日本を含む多くの国における海外渡航制限や外出自粛・禁止の措置により旅行需要は大幅に減少し、同社の1Q業績にも大きく影響しています。

観光庁公表の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によると、4月、5月については新型コロナウイルスの感染症拡大による旅行の延期や中止の影響等により海外旅行、国内旅行ともに前年同月と比べて大幅な減少となっています。(6月も引き続き大幅な減少と見込む)
※ グラフの「合計」は当社にて主要旅行業者の海外旅行と国内旅行の総取扱額を合算し算出

2021年3月期 決算補足説明資料より

7月に一旦回復基調になりましたが、感染拡大に伴い需要は再び縮小しており、Go To トラベルキャンペーンは実施されたものの、対象から東京が除外されたこともあってプラス影響は限定的です。

今後については引き続き不透明な状況が続いていることから、旅行需要の回復にはまだ一定期間かかると想定されます。

【総括】予想はできたが・・・

非常に大きな打撃を受ける業界のため業績が悪いことはもちろん予想していましたが、前年同月比ー90%超えという厳しい結果となっています。

同社は財務基盤が強固なため、すぐに会社として立ち行かなくなるといった心配はありませんが、コロナの終息目途が立たない限り業績の回復は厳しいと考えられます。

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