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マネックス銘柄スカウターの活用で企業分析が劇的に変わる!米国株にも対応と進化を続ける高機能ツールの使い方

個別株投資を行うにあたり、企業分析は欠かせません。

しかし、投資初心者はどうやって企業分析を行えばよいかわかりませんし、忙しいサラリーマンにとってはゆっくり企業分析をする時間がとれないという方も多いため、企業分析に必要な情報は可能な限り簡単にわかりやすく取得したいところです。

そこで今回は、企業分析はこれ一つで十分という便利過ぎる高機能銘柄分析ツールである、「マネックス銘柄スカウター」をご紹介します。

マネックス銘柄スカウターとは

マネックス銘柄スカウターは、マネックス証券 が2017年からサービス提供している銘柄分析ツールです。

株式投資初心者に限らず、決算書から企業分析をするのはハードルが高いと感じる個人投資家は多いと思いますが、マネックス銘柄スカウターは決算書の内容も含めた複雑で多岐に渡る情報を見やすく集約してくれています。

ケルン
分析が苦手な方でも気軽に企業分析が可能なツールとなっています。

そんなマネックス銘柄スカウターのおすすめポイントをまとめてみます。

おすすめポイント①_とにかく豊富な情報量

マネックス銘柄スカウターの一番のおすすめは、その豊富な情報量です。

企業の基本情報や業績進捗はもちろん、セグメント構成や海外売上高推移といった細かな情報や年間の配当履歴の四半期単位での確認などに加え、アナリスト予想・過去の業績予想修正履歴など、四半期ごとに発表される決算書だけでは読み取れない過去の情報も時系列で確認できる点が非常に便利です。

また、個別銘柄情報だけでなく他社比較や決算のスケジュール管理機能も充実しています。

さらに、「10年スクリーニング」という機能では指定した項目について過去10年間の情報を基にスクリーニングができるという、超高機能なスクリーニング機能も搭載しています。

圧倒的な情報量と機能性はマネックス銘柄スカウターの一番のおすすめポイントです。

出所:マネックス銘柄スカウター

おすすめポイント②_グラフを多用していて視覚的にわかりやすい

マネックス銘柄スカウターでは驚きの情報量に加え、グラフが多用されているという特徴があります。

数値のみで進捗を確認することも可能ですが、過去の実績と合わせてグラフ化することで視覚的に非常にわかりやすくなっています。

ケルン
時系列での把握もしやすいですね

グラフの種類も多様で項目に適したものが使われていますので、決算書だけでは読み取りづらい内容も、マネックス銘柄スカウターであれば各項目での理解が深まりますね。

出所:マネックス銘柄スカウター

おすすめポイント③_口座を開設するだけで無料で利用可能

これだけの高機能ツールですが、マネックス証券口座を開設するだけで無料で利用可能となっています。

使用料が発生してもおかしくないほどのツールですので、本当にありがたいですね。

しかも、マネックス銘柄スカウターは機能を拡充しながら進化を続けています。

今後はさらに便利な機能が搭載されるかもしれませんので、期待しましょう。

ちなみに、口座開設に当たっての開設費や維持費なども、もちろん無料です

ケルン
マネックス証券には感謝しかないですね

マネックス銘柄スカウターからわかる情報と使い方

ここからは、マネックス銘柄スカウターから得ることができる様々な情報の一部とその活用方法について、ご紹介していきます。

過去10年の業績を含めた企業の基本情報

個別銘柄の基本情報として、最新の株価指標や企業概要などがコンパクトにまとまっています。

どういう銘柄かを調べたい場合はこのページを確認するだけでも、大方のイメージはできる内容になっています。

また、過去10年ほどの業績推移に加え、キャッシュフローや有利子負債などの推移まで時系列で確認することができます。

出所:マネックス銘柄スカウター
出所:マネックス銘柄スカウター

業績予想修正履歴でわかる企業の性格

『業績予想修正履歴』では、企業が直近5年でおこなった業績予想の修正履歴を確認することができます。

項目は「売上高」「営業利益」「経常利益」「当期利益」で、それぞれわかりやすくグラフ化されている点もありがたいですね。

この業績予想修正履歴を活用すれば、「この企業はいつも保守的な予想を出して本決算前に上方修正するな」とか、「この企業はだいたい期初の予想通りに着地するな」などといったその企業の”クセ”が見えてきます。

そういった”クセ”を投資判断に役立てることもできそうですね。

出所:マネックス銘柄スカウター

セグメントの構成や業績推移

マネックス銘柄スカウター登場後、最初の機能拡充で追加された項目の一つが、『セグメント構成』です。

多くの企業はセグメントごとに分けて業績を発表しますが、ここではセグメント構成がわかりやすくまとめられていることに加え、セグメントごとの業績推移も確認できます。

そのため、「全体としては好調だけど、主力事業は伸び悩んでいるな」とか、「新規事業が軌道に乗ってきているな」などといった、全体の業績を確認するだけでは読み取れないセグメントごとの細かな内容も把握することができます。

企業分析のレベルが少し上がりますね。

出所:マネックス銘柄スカウター

決算スケジュールと個別情報まとめ

保有銘柄数が多い場合、決算が集中する時期は内容の確認が大変です。

また、保有銘柄以外でも動向を追っている銘柄の決算は気になりますよね。

マネックス銘柄スカウターの決算スケジュールでは、前後1ヵ月ずつを合わせた計3ヵ月分の決算スケジュールをカレンダーで管理することができます。

出所:マネックス銘柄スカウター

また、日別ではその日に発表を予定している(発表した)銘柄の簡易情報をクイックに確認することができます。

利益面の結果は天気マークを使うなどのイメージしやすい工夫がされており、晴れマークでソートをかけたりといった使い方も可能な優れモノです。

出所:マネックス銘柄スカウター
出所:マネックス銘柄スカウター

グラフ化されてわかりやすい企業比較

マネックス銘柄スカウターでは、指定した銘柄を一度に最大6銘柄まで比較することができます。

銘柄の基礎情報や株価指標での比較はもちろん、それぞれの銘柄の通期業績比較、株価指標までグラフで比較することができますので、非常に比較がしやすいです。

気になる銘柄があれば同業種や同事業の銘柄も指定し、比較検討して投資判断に活かすことができるでしょう。

出所:マネックス銘柄スカウター
出所:マネックス銘柄スカウター

過去の履歴を含めた配当関連情報

配当狙いの投資家には、『年間配当履歴』が非常に役立ちます。

過去の年間配当実績と今期の年間予想配当をグラフと表で表しており、増配や減配の履歴を一目で確認することができます。

また、配当利回りももちろん算出されている上、市場全体において対象銘柄の配当利回りが高めなのか低めなのかといったことまでわかるようになっています。

出所:マネックス銘柄スカウター

グラフで過去の傾向を把握できる株価指標推移

『株価指標』では、予想PERや実績PBR、予想配当利回りなど、株価指標の日時推移が確認できるようになっています。

株価と株価指標との関係もわかりやすく示されており、過去の株価指標の水準や傾向を掴むのに非常におすすめの機能です。

決算や業績予想のタイミングもマークされており、株価や株価指標にどういう影響が出たのかという点もわかりやすくなっていますね。

出所:マネックス銘柄スカウター

グラフにしてわかりやすく可視化された貸借対照表

決算書では読み取りが難しい貸借対照表も、マネックス銘柄スカウターではグラフ化されていて非常にわかりやすくなっています。

直近の実績との比較はもちろん、過去数年の流動資産や固定資産といった項目別での推移も確認できます。

大まかな傾向が知りたい方とより深く分析したい方の両ニーズに応えられるよう、「簡易表示」と「詳細表示」の2種類を用意してくれている点も助かりますね。

出所:マネックス銘柄スカウター

14度目の進化で海外売上高の確認も可能に

2021年4月に14度目の進化を遂げたマネックス銘柄スカウターは、『海外売上高』の確認も可能となりました。

原則として「海外売上高」は当該企業の有価証券報告書に掲載されている場合に収録されているということで、これにより日本だけでなく米国や欧州、アジアなどといった海外での売上高や構成比も把握できます。

もちろん、直近5年ほどの時系列に沿った実績推移も確認できますので、日本での業績が良くない企業が海外で売上を伸ばしていたなどということも見逃さずに済みますね。

出所:マネックス銘柄スカウター

まとめ

マネックス銘柄スカウターは無料で利用できることが信じられないくらい、銘柄分析においてとても強力なツールです。

今回は紹介していませんが、マネックス銘柄スカウターには中長期投資を行っている方が銘柄探しで非常に重宝するであろう、『10年スクリーニング』という機能も備わっています。

また、近年人気が高まっている米国株や中国株についても、『マネックス銘柄スカウター 米国株』『マネックス銘柄スカウター 中国株』を活用すれば、日本株同様に詳細な分析をすることが可能です。

こういった便利なツールを有効に活用できれば、銘柄分析の手間と時間を大幅に削減できますし、何より投資候補企業への理解も深まります。

マネックス証券米国株投資やIPO投資を行う上でもおすすめの証券会社ですので、まだ口座をお持ちでない場合は口座開設しておくことをおすすめします。

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