初心者向け情報

IPOへ参加する為のおすすめ証券会社4社。(抽選準備金不要)

IPOという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

IPOとは新規公開株式のことで、企業が事業に必要な資金を市場から調達する為に上場することを指します。

このIPOの最大の魅力は、抽選に申し込んで当選すれば大きな利益を得られる可能性が非常に高いにもかかわらず、リスクが極端に低いという点です。

今回は、やらない理由が見つからない、IPOについてご紹介します。

IPOとは?

IPOとは、「Initial Public Offering」の略で、未上場の企業が証券取引所に上場して株式を公開し、投資家が株式を取得できるようにすることです。

企業が株式を上場させるメリットとして、事業拡大の為の資金調達であったり、知名度向上による社会的な信用力が高まるといった点が挙げられます。

IPO株投資で利益を得る方法

IPO株投資とは、証券取引所に新規上場するIPO株を上場前に買い、上場日に売るという手法です。

上場前の企業は株価が決まっていない為、「公募価格」という上場前に設定された株価で購入することになります。

この「公募価格」は、想定される「初値(上場初日の最初につく株価)」よりも低い価格になる様に調整されている為、上場日の「初値」で売ることによって高確率で利益を得ることができるのです。

また、上場する企業の将来性が高かったり人気の業種に属していたりする場合、株価が高騰して公募価格の3倍以上の初値がつくケースもあります。

メリットとデメリット

メリット

IPO株投資の一番のメリットは、ローリスク・ハイリターンであることです。

具体的には、以下の3つが挙げられます。

ポイント

  • 当選すれば非常に高い確率で利益が出る
  • 損失を出す可能性が低い
  • 難しい株価指標の理解が必要ない(初心者でも参加しやすい)

IPO株投資は、株式投資でイメージするチャートなどの難しい知識が必要ありません。

投資初心者でも、IPO株を取り扱っている証券会社に口座を開けば応募が可能です。

過去の実績

ここで、IPO株投資の実績をご紹介します。

2019年は全部で90社が新規上場を果たしましたが、公募価格で買って初値で売った場合の実績は下記になります。

77勝12敗(1分)

80%を超える圧倒的な勝率です。

仮にすべてのIPO株に当選して初値で売却した場合の利益は、+8,057,331円にもなるのです。

もちろん、すべてのIPOに当選するというのは現実的ではないですが、メリットとして挙げた高確率での利益や損失を出す可能性の低さについては理解頂けたかと思います。

ちなみに、2018年も勝率80%を超え、2017年については勝率90%超えを記録しています。

デメリット

そんなIPO株投資ですが、少ないながらもデメリットはあります。

それは、以下の2つです。

注意ポイント

  • 損失を出す可能性がある
  • 資金が拘束される

まず、当然ですが損失を出す可能性が”0”ではありません

逆に、リスク”0”で利益を生むと謳っているようなものは怖くて手が出せません(;^_^A

宝くじですら、当たらないリスクを取って資金を投入するわけですしね。

IPO株投資でいう損失とは、「公募割れ」のことです。

公募割れと回避の方法

公募割れとは、初値が公募価格より下回ることをいいます。

まず、下記のIPO承認から購入までの流れをご覧ください。

IPO株の中には、規模や業種などのさまざまな理由により公募割れを起こす不人気銘柄があります。

人気がない銘柄の株式は上場時に投資家から買ってもらえない為、想定価格より割引したはずの公募価格を更に割り込んでしまうことがあるのです。

その場合は、公募価格と初値の差額が損失として計上されてしまうことになります。

しかし、これを回避する方法があります。

それは、評価の低い企業のIPOには参加しないという事です。

評価の低い企業の見極めとして、定された公募価格が仮条件の上限金額より低いものは避けた方が無難です。

IPOに参加するには、抽選資金が必要

もう一つのデメリットが、資金の拘束です。

IPOのブックビルディングに参加するには、抽選資金の用意が必要になります。

例えば、新規上場するA社の仮条件が1,000円~1,300円となった場合、最低でも10万円の資金を抽選準備金として証券会社に入金しておかなければ抽選に参加できないという事です。

株に関する取引はIPO株投資のみと決めている場合は特に不都合はないと思いますが、資産形成を考えてIPO株投資を行おうと考えている方は、個別株や投資信託などでの運用にも興味を持っている場合が多いと思います。

仮に、株式投資にもチャレンジしたいという方が捻出した余裕資金30万円があったとします。

先ほどのA社のIPOに参加する為には10~13万円の資金を確保しておく必要がある為、個別株投資に回せる資産は20~17万円となってしまい、資産の3割以上が拘束されてしまうのです。

資金が拘束されることでの一番の問題は、株取引の経験を積む機会が失われることです。

株取引は、経験を積むことによって上達していくものですが、小資金しか運用に回せない方にとっては、この抽選準備金というのは非常に大きな機会損失を生んでしまうのです。

オススメ証券会社

IPO株投資を行う上でのデメリットを2つ挙げましたが、資金拘束で取引の経験が積めないことによる機会損失は本当に避けたいところです。

では小資金しか用意できないような方はIPO株の抽選に応募しない方が良いのでしょうか。

そんなことはありません。

私を含め、小資金しか余裕資金が用意できない方でもこのデメリットを回避してIPO株投資を行う方法をご紹介します。

それは、IPO株の取り扱いがあり、抽選準備金不要の証券会社で口座を開くことです。

証券会社の中には、前もって資金をプールしておく必要がないというありがたい証券会社があるのです。

ここでは当選後に必要な金額を入金すればよい為、個別株取引などは行いながら、抽選準備金による資金拘束なしでIPO株への抽選参加が可能になります。

今回は、私も利用している抽選準備金不要でIPO株に参加できる4社を紹介します。

松井証券

松井証券は、創業100年を超える老舗の証券会社です。

インターネットでの取引サービスを業界で初めて提供した証券会社でもあります。

松井証券も、資金不要でIPO株投資に参加できます。

IPOにおすすめの証券会社(松井証券)という記事でも詳しく紹介していますのでご覧ください。

\ 信頼と実績の松井証券! /

松井証券のサイトはコチラ

DMM株(DMM.com証券)

DMM.comグループの証券会社になります。

FXが中心でしたが、2018年かた国内株式の取引サービスも提供を始めています。

IPOの取り扱い実績としてはまだ少ないです。

\ 抽選準備金不要が知られない穴場!? /

DMM.com証券のサイトはコチラ

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券は、岡三証券グループのネット証券会社になります。

IPOでは過去の取引に応じた3段階のステージが用意されており、ステージが上がるにつれて当選のチャンスが増えます。

\ 分析ツールにも定評のある岡三オンライン証券! /

岡三オンライン証券のサイトはコチラ

SBIネオトレード証券

旧ライブスター証券です。

2021年1月よりSBIグループとなりましたので、今後は取り扱い本数が増えることが予想されます。

早めに口座開設しておきたい証券会社です。

\ これからIPO投資の主役になる可能性大! /

SBIネオトレード証券のサイトはコチラ

まとめ

IPO株投資については、一度や二度応募したぐらいで成果につながることは稀です。

紹介した証券会社全てで口座を開設し、コツコツと応募を続けることが大切になります。

何度落選しても諦めずに応募し続けましょう!

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