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インカムゲインを狙って投資する場合の注意点

株式投資における利益には、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類があり、どちらを狙って利益を上げようとするかによって投資における方法が全く違ってきます。

今回は、インカムゲインについての解説と投資する際の注意点についてまとめていきます。

インカムゲインとは

配当金

株式投資でいうインカムゲインとは、「株式を保有していることで得られる利益」、つまり配当金や分配金を指します。

最近盛り上がりを見せている高配当株投資などは、このインカムゲイン狙いの投資手法と言えるでしょう。

ただ、上場している全ての企業が配当を出しているわけではありません

配当はその年の企業活動による利益の中から支払われるのが一般的ですが、配当を出すかどうかは企業の経営方針によって決まる為、財務体質を強化する為に内部留保としたり将来の更なる成長に向けた投資に充てたりといった理由で配当を出さない企業も多数あります。

権利確定日に注意

配当を出す企業の株式を配当目的で購入しようとする場合、注意点があります。

それは、「権利付き最終日(権利確定日の2営業日前)”に株式を保有していなければならない」という点です。

上場している企業の多くは3月や9月に決算を迎えるわけですが、3月決算の企業だと3月31日(権利確定日)の2営業日前に株式を購入しておけば配当の権利を得られるという事になります。(下記、例をご覧下さい)

配当金を得る際は、権利付き最終日までの保有期間は一切関係ありません。

権利付き最終日に保有しているかどうかが全てですので、配当を狙いたい銘柄は購入日に注意が必要です。

これは、株主優待の権利を確定させる際も同様になります。

配当金の受け取り方法

配当金には4つの受け取り方法がありますので、それぞれの内容を見ていきましょう。

① 株式数比例配分方式

⇒ 証券会社の口座に入金される

② 登録配当金受領口座方式

⇒ 全ての保有銘柄の配当金を指定した銀行口座で受け取る

③ 配当金受領証方式

⇒ 自宅に郵送されてくる「配当金受領証」を持参し、郵便局の窓口等で受け取る

④ 個別銘柄指定方式

⇒ 銘柄ごとに配当金を受け取る口座を指定できる

配当金の受け取り方法については人それぞれですが、特別な理由がない限りは①や②が一般的です。

インカムゲイン重視の投資法

配当利回りの活用

インカムゲインを重視する場合、「配当利回り」に注目して銘柄選びを行うのが一般的です。

*配当利回りについては、「配当利回りについて学ぶ」をご確認下さい。

配当利回りは配当の「金額」ではなく「割合」を表したものになりますので、配当金額からみての株価の割安度を判断することができます。

まずは配当利回りが高い銘柄をスクリーニングし、そこからチャートやファンダメンタルズの部分を確認していくと良いでしょう。

配当利回りが高ければ良いのか

前出のこちらの記事でも触れていますが、配当利回りの算出方法をみるとわかる通り、株価が安くなれば配当利回りが高くなるという点には注意が必要です。

株価が低い理由が業績の悪化によるものだったりする場合は、減配(配当金が減る)や無配(配当金がなくなる)のリスクがあります。

もし現在の株価がインカムゲイン狙いの投資家による下支えによるものであったとすると、減配や無配の発表によって一気に株価が急落する可能性がある為、配当が減少(もらえない)ことに加えて損切り分の損失を被る事になりかねません。

購入する際は配当利回りだけで判断せず、業績なども確認して無配リスクが少ない銘柄を選ぶようにしましょう。

まとめ

インカムゲインを重視して投資を行う場合、基本的には中長期スパンでの継続保有が前提となります。

その為、銘柄選びの際は単に「配当利回り」や「配当性向」が高いからといった理由で購入するのではなく、企業の業績や成長性なども確認した上で判断することが重要となります。

 

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