テクニカル

チャートには情報がいっぱい!テクニカル分析の重要性を理解しよう

株式投資を始めるにあたり、初心者に立ちはだかる壁の一つとしてテクニカル分析の難しさが挙げられると思います。

代表的なものとして「チャート」がありますが、初めは何を表しているのか全く分かりませんでした。

プロに運用を任せる投資信託で資産運用する場合は良いかもしれませんが、個別株の売買を行う上でチャートの理解は必須であると思います。

今回はその理由と重要性を含めて、テクニカル分析について掘り下げていきたいと思います。

テクニカル分析とは

意味

テクニカル分析とは、過去の値動きを基にして今後の値動きを予測することを言います。

過去のデータからみて、現在の株価は高いのか安いのか、これから株価は上がるのか下がるのかを考えるという事です。

シンプルに考えると、株価の動きは「上昇」「下落」「横ばい」の3パターンしかありません。

現状から、どのパターンの動きを見せるかを予測する為に用いるのがテクニカル分析です。

売買タイミング

テクニカル分析をせずに自分の感覚だけで売買したり、ファンダメンタル分析だけで判断して取引を続けているのと、テクニカル分析を行って売買するのとでは運用成績が大きく違ってきます。

株価が安いとか、業績が好調だから上がり続けるだろうといった理由で購入したり、テクニカル分析の知識が乏しいままなんとなくエントリーしていると、非常に大きな損失を出してしまう危険があるのです。

例を挙げてみましょう。

上のような状態の日足チャートをみて、「右肩上がりだし、なんとなくこれからも上昇しそう」という安易な理由により、①のところでANAホールディングスの株式を購入したとします。

しかしその後の株価は大きく下がり、含み損が日々膨らんでいく状況に耐えられなくなって②のところで売却しました。

100株の購入だったとすると約2万円ほどの損失です。

さて、これから株価はどうなっていくのでしょうか。

こちらは週足チャートで、先ほどのチャートは黄色い枠の部分です。

2万円の損失どころか、持ち続ければ10万円の利益になっています。

結果論だと思われるかもしれませんが、テクニカル分析をしっかり行って売買タイミングを計っていたら、少なくとも損失を出す確率は下がったのではないかと思います。

このように、簡単なテクニカル分析を行うだけでも運用成績は格段に上がってくると思いますので、最低限の知識は身につけておくようにしましょう。

テクニカル指標

テクニカル分析は、テクニカル指標を用いて行います。

テクニカル指標には非常に多くの種類がありますが、初心者が全てを使いこなすのは難しいです。

大切な事は、自身の手法にあった指標を使うという事です。

始めたばかりの頃は自身の手法と言われてもピンとこないと思いますので、まずは自身が理解できる(わかりやすい)と思うものから使ってみると良いと思います。

3つの種類

テクニカル指標は、大きく3つの種類に分類できます。

「トレンド系」「オシレーター系」「フォーメーション分析」の3つです。

それぞれの特徴について、詳しく見ていきたいと思います。

トレンド系

トレンド系に分類されるテクニカル指標は、株価の方向(トレンド)を教えてくれる指標です。

中長期スパンでトレンドに沿って売買したい投資家にとって、この銘柄は今「上昇中」なのか「下降中」なのか、もしくは「横ばい」なのかを明確にしてくれるトレンド系の指標は重要です。

トレンド系の代表的なテクニカル指標はこちらです。

オシレーター系

オシレーター系に分類されるテクニカル指標は、売買のタイミングを教えてくれる指標になります。

オシレーター系のテクニカル指標は株価の買われ過ぎや売られ過ぎといった過熱感をはかる際に役立ち、トレンド系の指標と組み合わせて使うことでより効果を発揮します。

代表的なオシレーター系のテクニカル指標はこちらです。

フォーメーション分析

チャート形状には一定のパターンがあるという考えのもと、そのパターンを基に今後の株価の動きを予想する分析方法です。

フォーメーション分析では「トレンドライン」という線を引き、その形状により株価の方向性を探り、売買判断に役立てます。

代表的なフォーメーション分析の形状はこちらです。

活用方法

組み合わせが重要

テクニカル分析はテクニカル指標を使って分析をしますが、注意したい点があります。

それは、同じ系統のテクニカル指標だけで判断しないという事です。

同じ系統のテクニカル指標だけを確認していると同じ結果になりやすい為、多角的に分析・判断するには違う系統のテクニカル指標と組み合わせることが重要になります。

例えば、トレンド系のテクニカル指標が上昇トレンドを示しているからという理由で購入したところ、オシレーター系のテクニカル指標では買われ過ぎを示しており、高値掴みとなってその後下落して損切りすることになってしまったという状況が出てくるかもしれません。

それぞれの短所を補うイメージでテクニカル指標を組み合わせ、売買判断に活用していきましょう。

ポイント

同じ系統のテクニカル指標だけで判断せず、それぞれの特徴を意識して短所を補うイメージで組み合わせる

自分に合う(使いやすい)テクニカル指標を使う

もう一つ重要なのは、使っているテクニカル指標が自分の投資手法に合っているかという点です。

長期で保有するつもりで購入する場合と、短期でのデイトレードやスイングトレードでは、重視するテクニカル指標が違うというのは理解できるかと思います。

また、自身が使いやすいものかということも重要です。

テクニカル指標の中には複雑な計算式や理論から導き出された、初心者には扱いが難しいものも多数あります。

無理に活用しようとせず、自身が使いやすいと思うものから始めてみましょう。

多くのテクニカル指標の中から、自身のスタンスや目的に応じたテクニカル指標を使う為にも、まずはいろいろな指標を試しに使ってみることをおすすめします。

ポイント

自身の投資手法に応じて、使いやすいテクニカル指標を使う

まとめ

ファンダメンタルを重視する方にとっても、売買タイミングは運用成績に影響を及ぼす非常に重要なものです。

その売買タイミングを判断する為、テクニカル指標を活用する必要があります。

「トレンド系」「オシレーター系」「フォーメーション系」の3種類から自身に合った組み合わせを見つけられる様、まずはいろいろなテクニカル指標を使ってみることからチャレンジしてみましょう。

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