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エクセルで株価を自動更新!自作シートにリアルタイムで株価を取得するための設定方法

これは社会人の投資家に多いのかもしれませんが、株式投資における銘柄分析や個別銘柄・マーケットの動向を把握する際に、仕事などで使い慣れたExcelで情報を管理したいと考えたことはないでしょうか。

一見難しそうではありますが、RSSを使えばExcelでの情報管理が簡単に行えるようになります。

今回は、Excelを使用することでのメリットを含め、自作のExcelシートにリアルタイムで株価を反映させるための設定方法をご紹介します。

RSSとは

RSSとは「リアルタイムスプレッドシート」のことで、投資に関する情報の取得や注文機能を特殊な関数(RSS関数)を使ってExcel上に反映させることができる機能です。

このRSSを活用することで株価やマーケット情報をリアルタイムで取得し、Excel上の好きな場所に反映させることができるようになります。

また、発注機能を利用してシステムトレード*への応用も可能です。

*システムトレード:過去の実績等に基づいてあらかじめ売買ルールを設定し、そのルールに従って機械的にトレードする投資方法

Excelを活用すればすべてを自分好みにアレンジ可能

RSSを活用することで、使い慣れたExcel上の好きなところに株価情報やマーケット情報を表示させることができますので、自身の好みに合わせて使いやすいようにアレンジが可能です。

「ここでこの情報を並べて確認したいのに!」といった証券会社が提供する既存の取引ツールでは対応できないような細かい調整も、Excelを使えば好きなようにカスタマイズすることができますね。

また、リアルタイム情報の取得だけでなく、得た情報を活用してセル上で計算させたりといった活用もできますので、アイデア次第でさまざまな使い方ができる点もExcelを使用するメリットです。

ケルン
私もRSSで取得した情報を基に、欲しい情報を別のセル上で計算して投資判断に活かしたりすることが多いです。

RSSを利用できる証券会社

RSSのサービスを提供している証券会社としては、岡三オンライン証券と楽天証券が挙げられます。

岡三オンライン証券は『岡三RSS』楽天証券では『マーケットスピードⅡ RSS』というサービスです。

どちらもExcel上で自分好みのカスタマイズが可能ですが、岡三オンライン証券は35日間で4,630円(税込5,093円)の利用料(2021年7/1現在)がかかり、無料で利用するためには”手数料計算期間の手数料実績が2,000円(税抜)以上”という条件がつくのに対し、楽天証券は口座を開設していれば無料で利用できます。

IPO投資では非常に重宝する岡三オンライン証券ですが、今回は手軽に利用できるという点で、楽天証券の『マーケットスピードⅡ RSS』を使用した場合を例にExcelへの情報の取り込み方を解説していきたいと思います。

楽天証券のマーケットスピードⅡ RSSを活用

そもそもマーケットスピードⅡとは?

マーケットスピードⅡは、豊富な投資情報や便利な発注機能を搭載した楽天証券の取引ツールです。

国内株式や国内株価指数先物・オプション、商品先物取引に対応しています。

投資情報の収集から発注・管理まで、一連の流れが1画面で完結できるようになっている「個別銘柄」機能は、使いやすくて便利です。

その他、表示可能なテクニカル指標が多彩でチャート分析もしやすいですし、相場状況が一目でわかるヒートマップ機能も搭載するなど、取引を行う上で必要な情報や機能が詰まっている非常に魅力的なツールです。

出所:MARKETSPEEDⅡサイト

アルゴ注文も可能なハイスペックツール

マーケットスピードⅡの大きな魅力の一つに、アルゴ注文が挙げられます。

アルゴ注文とは、あらかじめ登録しておいた条件に合致した際に自動で注文がされる機能です。

マーケットスピードⅡのアルゴ注文では、次の5つの注文方法が可能になっています。

メモ

  • アイスバーグ注文:大口の注文を小分けして発注
  • スナイパー注文:お目当ての銘柄を指値で狙い撃ち
  • トレイリング注文:損切りに備えつつ利益拡大も狙う
  • リザーブ注文:株価や時間で発注タイミングを設定
  • リンク注文:最大10注文を事前にセット

アルゴ注文で登録した条件は楽天証券のサーバーで管理されるため、マーケットスピードⅡからログアウトしたり、パソコンの電源を落としたりしても、条件に合致すれば注文が執行されます。

このアルゴ注文を目的に応じて使い分ければ取引の幅はかなり広がると思いますので、ぜひ活用したいツールですね。

Excelに株価を反映させるために必要な事前設定

マーケットスピードⅡ RSSの利用開始までの流れ

では、マーケットスピードⅡ RSSを利用できるようにするまでの準備に入っていきましょう。

まず、全体の流れとしては下のようになっています。

簡単な流れ

  1. RSSのアドイン登録
  2. RSS利用同意書への同意
  3. RSS注文機能利用設定

大きく分けて、3つの手順を踏んでいきます。

難しそうに感じるかもしれませんが、しっかり画像付きで解説しますのでご安心ください。

推奨環境・必要環境の確認

次に、マーケットスピードⅡ RSSを利用するための動作環境の確認を行います。

自身のパソコンが必要な動作環境に対応しているか、事前に確認しておきましょう。

必要環境

利用するために必要な環境としては上記になりますが、より快適に利用するために楽天証券が推奨している動作環境はこちらになります。

推奨環境

CPU、メモリー、ディスプレイの項目で少し違いがありますね。

では早速準備に入りますが、まだ楽天証券で口座開設を行っていない方は口座開設を、口座は持っているけどマーケットスピードⅡをダウンロードしていないという方はダウンロードをお願いします。

RSSのアドイン登録を行う

では早速最初のステップである「RSSのアドイン登録」から始めていきましょう。

簡単な流れ

  1. RSSのアドイン登録
  2. RSS利用同意書への同意
  3. RSS注文機能利用設定

アドイン登録を行う準備として、先にExcelのバージョン情報を確認します。

登録を進めるにあたり、自身のExcelのバージョンに対応したアドインファイル(32bit/64bit)を選択する必要がありますので、先に確認しておきましょう。

Excelバージョン情報の確認

step
1
Excelを起動し、左上の「ファイル」をクリック

step
2
「アカウント」をクリック

出所:楽天証券サイト

*Excelの古いバージョンを使っていて「アカウント」がない方は、「ヘルプ」をクリック

step
3
「Excelのバージョン情報」をクリック

出所:楽天証券サイト

step
4
赤枠部分で確認(下記の場合は32ビット)

出所:楽天証券サイト

*「ヘルプ」から確認した方は下記の赤枠部分で確認(下記の場合は64ビット)

アドインファイルを登録する

では、アドイン登録に入っていきます。

画像を確認しながら進めて頂ければ難しくないと思いますので、頑張りましょう!

step
1
Excelを起動し、左上の「ファイル」をクリック

step
2
メニューより「オプション」をクリック

出所:楽天証券サイト

step
3
Excelのオプションにて「アドイン」をクリック

出所:楽天証券サイト

step
4
管理(A)のメニューがアドインになっていることを確認し、「設定(G)」をクリック

出所:楽天証券サイト

step
5
アドインにて「参照(B)」ボタンをクリック

出所:楽天証券サイト

step
6
ファイルの参照にて、「PC」をクリック

出所:楽天証券サイト

step
7
PCにて「OSDisk(C:)」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

step
8
OSDisk(C:)の「ユーザー」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

step
9
ユーザーの「user」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

step
10
userの「AppData」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

注意ポイント

「AppData」が表示されないときは、エクスプローラーを立ち上げ(キーボードから【Windowsロゴ 】キー + 【E】キーで起動)、メニューの表示から隠しファイルにチェックが入っているかを確認してください。

入っていなければ、チェックを入れてください。

出所:楽天証券サイト

step
11
AppDataの「Local」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

step
12
Localの「MarketSpeed2」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

step
13
MarketSpeed2の「Bin」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

step
14
Binの「rss」をダブルクリック

出所:楽天証券サイト

step
15
先ほど調べた、ご利用中のExcelバージョンに対応したxllファイル(32bitか64bit)をクリックして「開く」をクリック

出所:楽天証券サイト

Excel2016を使っている場合は、上の赤枠内を「アドイン(*.xlam、*.xla、*.xll)」→「すべてのファイル」に変更すると、アドインファイル(「MarketSpeed2_RSS_32bit.xll」、「MarketSpeed2_RSS_64bit.xll」、「MarketSpeed2_RSS_VBA.xlam」)が表示されます。

出所:楽天証券サイト

step
16
「アドイン」の「有効なアドイン(A)」内に、「Marketspeed2_Rss」にチェックが入っていることを確認し、「参照(B)」ボタンを押す

出所:楽天証券サイト

step
17
「アドイン」の「有効なアドイン(A)」内で「MarketSpeed2_RSS_Vba」にチェックが入っていることを確認し、「OK」ボタンを押す

出所:楽天証券サイト

step
18
「マーケットスピード II」タブ内にRSSアイコンが生成される

出所:楽天証券サイト

RSS利用同意書

簡単な流れ

  1. RSSのアドイン登録
  2. RSS利用同意書への同意
  3. RSS注文機能利用設定

RSSを利用するには、「マーケットスピード II RSSの利用に関する確認書兼同意書」に同意する必要があります。

RSSのアドインが完了した後に初めて使用する際、同意書が表示されますので内容を確認しましょう。

問題なければ、「上記書面の内容を読み、同意します」にチェックを入れて「完了」ボタンを押せば、RSSが使用可能になります。

step
1
マーケットスピードⅡへログイン

step
2
アドイン登録後に、Excelを起動して「未接続」アイコンをクリック

出所:楽天証券サイト

step
3
下のポップアップメッセージが出たら、「OK」を押す

step
4
『マーケットスピードⅡ RSSの利用に関する確認書兼同意書』の「閲覧」ボタンを押して内容を確認

出所:楽天証券サイト

step
5
閲覧後、同意する場合はチェックボックスにチェックを入れて「完了」を押す

RSS注文機能の利用設定を行う

簡単な流れ

  1. RSSのアドイン登録
  2. RSS利用同意書への同意
  3. RSS注文機能利用設定

最後はRSS注文機能の設定です。

この設定を行うことでExcel上での注文が可能になりますので、ここまで頑張りましょう!

step
1
ログイン後、画面右上にある赤枠の「歯車ボタン」をクリック

step
2
環境設定画面が表示されたら、「注文・約定2」を選択

step
3
取引暗証番号の項目で、「マーケットスピードⅡ RSSの注文機能を利用する」にチェックを入れ、「取引暗証番号」を入力。「適用」して「OK」を押す

まとめ

以上で設定は完了です、お疲れ様でした。

Excelを活用することのメリットは、反映させた数値からセル上で計算できたり、自身でシステムトレードを設定したりといった自由度の高さにあります。

マーケットスピードⅡ RSSを活用し、自分だけのトレーディングツールをつくってみてください。

\ Excelを使ってみたい! /

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今回は設定方法についてまとめましたが、実際にExcelシート上で株価やマーケット情報を反映させる方法について確認したい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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