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EPSについて学ぶ

ポンコツな私が投資に関する知識をつける為、「学ぶシリーズ」と題して様々な指標を掘り下げて学んでいきます。

今回は「EPS」についてです。

EPSとは?

意味

EPS(イー・ピー・エス)は「Earnings Per Share」の略であり、日本語では「1株あたり当期純利益」を指します。

EPSは1株あたりの当期純利益がいくらかを示しており、企業の成長性や収益性を判断する為の指標となります。

この指標は、PERを算出する際にも使用します。

*PERについて学びたい方はこちら記事もご覧下さい。

PERについて学ぶ

ポンコツな私が投資に関する知識をつける為、「学ぶシリーズ」と題して様々な指標を掘り下げて学んでいきます。 今回は「PER」についてです。 目次 PERとは意味算出方法数値の見方数値の意味割安の基準数値 ...

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算出方法

算出方法は、下記になります。

例えば、当期純利益(税引き後)が45,000万円、発行済株式総数が600万株の企業の場合、「45,000万円÷600万円=75円」となり、EPSは75円となります。

ただ、EPSについては企業から決算時や四半期毎に発表される決算短信で確認することができますし、会社四季報や証券各社が提供するツール、投資情報サイトで簡単に算出済の数値を確認することもできます。

決算短信であれば、1枚目の右下に記載されています。

数値の見方

EPS増加=成長企業とは限らない

算出方法を見ればわかるとおり、EPSを上げる為には2つの方法が考えられます。

① 純利益を上げる

企業の業績が好調を維持しており、順調に利益を上乗せしながら成長している場合はEPSも上昇していきます。

もしくは、利益は前年並みを維持していても「初期投資を回収したことによって借入の返済金額が減少した場合」なども利益の増加に繋がりますので、EPSも同様に上がります。

② 発行済株式総数を減らす

企業が自社株買いや株式併合を行うと、発行済株式総数が減少します。

当期純利益が変わらないとしても、分母である発行済株式総数の数値が低くなったことによってEPSの数値は上がることになります。

この場合、EPSの数値が上がっているから業績も伸びていると判断することはできませんので注意が必要です。

逆に、株式分割やストックオプションなどによって発行済株式総数が増加すれば、EPSの低下に繋がってきます。

EPSは株価予想に使える?

株価は、PER(株価収益率)×EPS(1株あたり当期純利益)によって算出できます。

これを利用して、株価の上値や底値の目途をつけることも可能です。

例えば、PER10倍、EPS50円のA社があったとします。

このA社の現在の株価は「10(倍)×50(円)=500(円)」になります。

もし、同業種の業態平均PERが15倍だった場合、現在割安と考えられるA社のPERが業態平均並みに上がったと仮定すると、株価は下記になります。

15(倍)×50(円)=750(円)

もしあなたがA社の株式を保有していた場合、750円辺りまで上昇する可能性があると判断でき、保有継続の判断材料にすることができます。

逆にA社の株式の購入を検討している段階の場合、同業種の業態平均PERが7倍だとしたら、業態平均PERの水準まで株価が下がってくるのを待つという判断をすることもできるのです。

まとめ

EPSは、投資家による投資判断の他に、M&Aにおける株式交換比率を決める際にも用いられる、非常に重要な指標です。

単体での投資判断は危険ですが、過去の実績や増減の推移をしっかりと確認した上で企業の成長性や収益性を判断するようにしましょう。

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