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ブル・ベア型ファンドとは?メリット・デメリットや購入時の注意点をわかりやすく解説

投資信託やETFの商品名に入っている、「ブル」や「ベア」といった言葉。

何の事だろう?と思った方も多いのではないでしょうか。

ブル・ベアとは、相場の強気・弱気を表すものになります。

今回は、「ブル・ベア型」などと言われるこれらの商品にはどんな特徴があるか、詳しく解説していきます。

ブル型・ベア型とは

「ブル型」の意味と特徴

「ブル型」の商品は、相場が上昇局面にあるときに利益が出る商品です。

ブル(Bull)とは強気のことで、雌牛が角を下から上に突き上げる仕草から上昇相場を表しています。

今後、相場は上昇していくと判断する場合は「ブル型」の商品を選ぶ必要があります。

「ベア型」の意味と特徴

「ベア型」の商品は、相場が下落局面にあるときに利益が出る商品です。

ベア(Bear)とは弱気のことで、熊が前足を振り下ろす仕草、あるいは背中を丸めている姿から下落相場を表しています。

今後、相場は下落していくと判断する場合は「ベア型」の商品を選ぶ必要があります。

投資信託やETFで購入できる

ブル・ベア型の商品は各証券会社で投資信託として取り扱っており、基準となる指数やレバレッジ比率の違いなど、いろいろな種類があります。

これから市場は大きく上昇トレンドに乗っていくだろうと予想するならレバレッジ比率が高めの「ブル型」を、逆にここからは下落の一途を辿るだろうと思うのであればレバレッジ比率高めの「ベア型」を選ぶ、といった具合です。

値動きのイメージとしては、下のようになります。

出典:新生銀行

株式市場のトレンドを見極めながら、「ブル型」と「ベア型」をうまく使い分けて運用していく必要があります。

ちなみに、レバレッジ比率は高ければ良いというわけではありませんので、メリット・デメリットのところで後述します。

また現在はETF(上場投資信託)でもブル・ベア型の商品が出ていますので、個別株と同じように取引することも可能となっています。

米国株の指数に連動した商品も

ブル・ベア型の商品は、日本株に限ったものではありません。

各証券会社で取り扱う商品に違いがあり、海外の指数に連動させた商品やリート・為替などを対象とした商品など、多くの種類があります。

ポンコツ
人気の米国市場の指数に連動したものもあります

ただ、取り扱う商品は証券会社によって違いがあるため、取引したい商品を取り扱っている証券会社で口座を開設する必要があります。

投資信託の取り扱い本数の多さで検討するなら、楽天証券SBI証券で口座を開設しておけば間違いないです。

ブル型・ベア型のメリット

短期で大きなリターンが狙える

ブル・ベア型の商品はレバレッジを有効に活用することにより、短期で大きな利益を得ることも可能です。

レバレッジとは、対象となる指数の日々の騰落率に対してプラス○○倍の動きをするもので、比率が大きければ大きいほど効率的に利益を出すことができます。

そのため、運用資金が少ない個人投資家でも短期で大きなリターンを狙えるという点は大きなメリットですね。

損失は元本に限定される

レバレッジを効かせて行う取引としては、個別株での信用取引なども挙げられます。

信用取引の場合、状況によっては追加の委託保証金(追証)を追加で入金しなければならない場合があり、株式投資で借金をしたなどという話はこの追証を払うためという場合が多いですね。

こうなると目も当てられない状況に陥ってしまいますが、投資信託のブル・ベア型の場合は追証が発生しないため、損失が出たとしても元金までに限られます。

下落相場でも利益を出すことが可能

通常の商品は株価が上昇することで利益を得ますが、これでは相場が下落局面の際にはなかなか利益を出すことが難しくなります。

しかし、ベア型の商品を活用すれば、相場の下落局面でも利益を出すことができます。

「下落局面でも利益を出したいけど、信用取引に抵抗がある・・・」という方は多いと思います。

そういう方は、損失が最大でも元金までと限定的であり、100円から始められるという少額投資が可能な投資信託のメリットを生かしながら、下落局面でも利益を狙えるベア型の商品をうまく活用することをおすすめします。

ポンコツ
下落相場でも利益を出せるようになれば、投資の幅も広がりますね

ブル型・ベア型のデメリット

レバレッジを効かせると損失も大きくなる

運用資金が少ない個人投資家などは、レバレッジを効かせることで短期で大きな利益を狙えるようになります。

しかしこれは、その逆もあり得るということも頭に入れておかなければなりません。

レバレッジを効かせている商品は、予想が外れて相場が逆の方向へ動いたとき、損失額にもレバレッジがかかります。

比率が大きければ大きいほど損失額も一気に増えてしまうという点には注意が必要です。

ボックス圏にある相場では利益を出しづらい

ブル・ベア型の商品は、相場のトレンドがはっきりしているときに力を発揮します。

一方、相場がもみ合っている状態である「ボックス相場」では、利益を期待しづらいという特徴があります。

楽天証券が出しているグラフを使って説明しますが、対象指数が20日間にわたって連日同じパーセンテージで上昇と下落を繰り返した場合、ブル型・ベア型ともに損失が発生しているのがわかると思います。

出典:楽天証券

このように、相場の方向性がはっきりしない場合は無理に取引しないという判断をすることも重要です。

「負の複利効果」が発生してしまうことを避けるため、トレンドが強い時だけ取引を行う商品だと認識しておきましょう。

長期保有に向かない

ブル・ベア型の商品は、長期保有に向きません。

先ほどのグラフを見てもわかるように、株価指数は20日後に元の数値に戻っているのに対し、ブル・ベア型の商品はマイナスとなっています。

これは、ブル・ベア型の商品が日々の値動きに対してレバレッジを効かせているという点に起因します。

一般に、ブル・ベア型の商品は指数が上下を繰り返した場合、保有している期間が長くなるほど基準価格が下がっていくという特徴がありますので、長期での運用は避けた方がよいでしょう。

出典:新生銀行

まとめ

初心者はブル型・ベア型は避けた方が無難

ここまでブル・ベア型の特徴やメリット・デメリットをみてきましたが、基本的に、レバレッジを効かせて行う運用はハイリスクハイリターンです。

レバレッジ比率が高くなれば尚更ですね。

ですので、ブル・ベア型の商品を株式投資経験の浅い初心者が取引することはあまりおすすめできません

ただ、うまく活用すれば短期間で大きく利益が出せる魅力的な商品であることに変わりはありませんので、もしチャレンジしてみたい場合は、少額からスタートして値動きに慣れてから運用額を増やしていくとよいでしょう。

その際は100円から投資が可能で商品の取り扱い本数が多い、楽天証券かSBI証券の活用がおすすめです。

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ブル・ベア型の商品は、自身のリスク許容度に応じてレバレッジ比率を選択し、短期スパンを基本として運用することが重要です。

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