頑張れ!創業社長!!

【4449】ギフティ =目指せテンバガー=

新規上場を果たしたオーナー企業を紹介する「頑張れ!創業社長」のコーナーです。

このコーナーは、テンバガー銘柄の発掘を狙いとしております。

ケルン
テンバガーとは、株価が10倍になった銘柄、またはなりそうな銘柄のことを意味しています。

株式投資を行うなら一度はテンバガー銘柄を保有してみたいと思う方も多いと思いますが、過去の傾向より、テンバガー銘柄の共通点として下記の条件が挙げられます。

  • 時価総額300億円以下
  • 上場してから5年以内
  • 株価が500円以下の低位株
  • オーナー企業で、創業者が筆頭株主

他にも業種や成長性などの条件を挙げられることもありますが、概ねこのような条件の銘柄がテンバガー銘柄となる可能性が高いです。

このコーナーで新規上場のオーナー企業を紹介することで、憧れのテンバガー銘柄選びの参考にして頂ければと思います。

今回は、2019年9月に上場したこの企業を取り上げます。

ギフティのHPはコチラ

創業社長

社長紹介

では、見事東証マザーズに上場を果たした創業社長をご紹介します!

太田 睦社長です!!

太田社長のメッセージはコチラ

太田社長は1984年生まれ。

2007年に慶應義塾大学総合政策学部卒業し、アクセンチュア株式会社に入社されます。

SEとして官公庁プロジェクトの大規模システム開発に従事し、2010年に「giftee」を運営する株式会社ギフティを創業しました。

株主へのメッセージ

ギフティは、eGiftを用いて気軽に日頃の気持ちを伝えるCtoCカジュアルギフトサービス「giftee」の提供からスタートし、事業領域を徐々に拡大してきました。2014年には、法人向けに、自社ブランドでeGiftサービスの展開が可能な「eGift System」を開発・提供し、2016年には、生成された各ブランドのeGiftを法人のキャンペーン等のインセンティブとして活用するソリューション「giftee for Business」の提供を開始しています。

「giftee」は、「友だちの誕生日なのにお互い忙しくて直接会ってお祝いできない 。でも...、サプライズでなにかお祝いをしてあげたい」という発想から生まれたサービスです。お祝いのメッセージだけでは思いが十分伝わらないので、もう少し踏み込んだコミュニケーションをとりたい。でも、直接会おうとしても相手に重く受け取られてしまうこともある。その時に、「コーヒー1杯でもいいから、オンラインでギフトを贈れたらいいな」と、当時、感じた思いに着想を得ています。

「giftee」は、アプリやメールで簡単にメッセージカードを添えてギフトを贈れるサービスです。例えば、忙しくて会うチャンスの少ない友達の誕生日に「おめでとう」の気持ちを込めて、LINEでギフトを贈ることもできます。ギフト商品の平均販売価格は約600円。100 円からギフト商品を取り揃えているので、贈り先に負担を感じさせず、 気軽に日頃の気持ちを相手に伝えられます。ギフティは、そんなカジュアルギフトの文化の創出に取り組む会社です。

現在、創業9期目で「giftee」の会員数は123万人(※1)を超え、国内ナンバーワンのカジュアルギフトサービスに成長しました。また、「giftee」で取り扱う商品は、全国90,000以上の店舗で引き換えることが可能であり、コーヒーショップやコンビニエンスストア、レストラン等の商品の中から、多様なシーンにあったギフトを選べるサービスになりました。

日本国内のeGiftの市場規模は、2019年度で約835億円、2021年度で約1310億円まで伸びる試算(※2)がレポートされています。市場が堅調に拡大するなか、当社もさらなる成長を見込んでいます。ギフティは、今後もeGiftのリーディングカンパニーとして市場を牽引していきます。また、世の中の人が日頃の気持ちを伝える手段として、気軽にギフトを贈りあう習慣や文化の創出に一層取り組み、より多くの方にご利用されるギフトサービスの提供とその充実を図ってまいります。

HP 代表メッセージより

では株式会社ギフティの会社概要をみていきましょう。

会社概要

ミッション

ギフトで、「人と人」「人と企業」「人とまち」をつないでいく。

事業内容

下記、株式会社ギフティの事業内容になります。

eギフトサービス会社。eギフトプラットフォーム事業として個人・法人・自治体を対象とした各種eギフトサービス(飲食・小売店舗で商品やサービスと交換できる電子チケット)の企画・開発・運営。事業商品は「giftee」(eギフトを購入できる個人向けWebサービス)、「eGift System」(eギフトの生成・流通・販売・決済・実績管理)、「giftee for Business」(法人向けeギフトシステム)、「Welcome! STAMP」(地域通貨の電子化)。2018年ジェーシービー、丸井グループと資本業務提携。主要取引先はローソン、ミクシィ、KDDI、スターバックス コーヒー ジャパン。

マネックス銘柄スカウターより

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ギフティは、eギフトの発券から流通・販売まで一気通貫で提供する「eギフトプラットフォーム事業」を主力事業としています。

「eギフト」とは、飲食・小売店舗等において、商品やサービスと交換することができる電子チケットです。

100円のコーヒー、ギフト券、カタログギフト、数万円の旅行券ほか、50円から選べる200種類以上のラインナップとなっています。

2020年12月期第1四半期 決算説明資料より

また、eギフトはユニークなURLで発行され、受け取りにアプリのダウンロードや会員登録は必要はなく、すぐにギフトの交換が可能になります。

受取手は送られたeギフトのチケットを店舗で提示し、ギルトと交換利用されたチケットは「消込」という処理をすることで利用済となります。

2020年12月期第1四半期 決算説明資料より

主力事業である「eギフトプラットフォーム事業」では、4つのサービスを展開しています。

それぞれについて、みていきましょう。

gifteeサービス

ちょっとしたお礼やお祝いの気持ちを伝えたいとき、相手の住所がわからなくても気軽にギフトを贈れる個人向けのサービスになります。

LINEやFacebookで繋がっている友達にカフェやコンビニの商品をプレゼントでき、会員数は138万人となっています。

2020年12月期第1四半期 決算説明資料より

giftee for Businessサービス

法人が自社の顧客に対し、キャンペーンプレゼントやアンケート謝礼としてeギフトを送付できる、法人向けのサービスです。

売上高の構成は62%の主力サービスになります。

付加サービスとして、eギフトを活用したキャンペーンのツールをgiftee for Business利用企業(DP)に安価で提供しています。

2020年12月期第1四半期 決算説明資料より

導入のメリットとして、従来のインセンティブ配布に比べて様々な効率化が図れるだけでなく、新たな施策の実施が可能になります。

2020年12月期第1四半期 決算説明資料より

eGift Systemサービス

店頭で引き換えることのできるデジタルのギフトチケットの生成と配信、およびそのギフトチケットを自社サイト上で販売できる、小売店向けのシステムです。

「スターバックスコーヒー」「ローソン」「ミスタードーナツ」等へ導入済になります。

小売店がeGift Systemサービスを導入するメリットとして、以下の3つが挙げられます。

  1. 多額の流通額、多数の流通先を持つ当社のプラットフォームを利用することで、飲食・流通・小売企業等はギフト需要の開拓が可能
  2. eギフト流通に係る窓口一本化による、オペレーションの効率化
  3. 券面統一による店頭オペレーションの効率化

Welcome! STAMP(地域通貨サービス)

「Welcome! STAMP」は、従来紙やカードで発行されていた地域通貨(プレミアム商品券等)を電子化(スマートフォンや携帯電話で購入・利用可能)し流通させるソリューションに加え、地域活性プラットフォームとして展開しています。

業績・指標

売上推移

売上高・利益共に2ケタ成長を続けており、右肩上がりのグラフとなっています。

今後の成長戦略としては現在のeギフトプラットフォームの拡大と地理的な横展開を掲げており、今期も売上高は前年同期比+46.2%、営業利益は同+93.5%を目指しています。

2020年12月期第1四半期 決算説明資料より

また、ギフト市場については初期ターゲットとするカジュアル領域が個人法人合わせて6兆円超と、非常に大きな潜在市場となっています。

2020年12月期第1四半期 決算説明資料より

指標

7/31時点の株価は1,821円です。

ROEROAともに高く、自己資本比率も81.2%と非常に優秀な水準です。

ただ、時価総額が484億円となっており、テンバガー要件とした300億円を大きく超えてしまっています。

チャート

7/31時点の週足チャートです。

上場から1.500~2,000円のボックス相場が続いていましたが、コロナショックで1,000円付近まで落ち込んだ後、一気に急騰しています。

現在は調整し、再びコロナ前の水準に落ち着いている状況です。

以上、株式会社ギフティの銘柄紹介となります。

ここで紹介した内容は購入を推奨するものではありません。あくまでも、自己責任において投資判断をお願いします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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