
日経平均
20,179.09
【前週末比 +559.74(+2.85%)】
確定損益
なし
含み損益
+208,666
【前週末比 +40,700】
個別銘柄進捗
◆ジーニー
【前週末比 +3(+0.52%)】
◆ニーズウェル
【前週末比 +26(+4.15%)】
◆メドピア
【前週末比 +43(+2.54%)】
◆Kudan
【前週末比 +300(+6.88%)】
コメント
今週はG.Wという事で、取引が行われたのは木・金曜日の2日間だけとなりました。連休中の新型コロナ関連についての動向が注目されましたが、大きな波乱なく終えています。
また、連休明けの木曜日は軟調に終わりましたが、金曜日の日経平均は+504円の大幅高となり、4月30日以来の20,000円台を回復しています。
保有株では、金曜日の取引終了後にKudanが決算を発表しています。通期黒字予想が一転赤字で着地という発表です。差異の理由としては、大きく3つです。
- 新型コロナの影響により、中国・欧州におけるビジネスの遅延
- ポンド・ユーロ安に起因する為替差損
- 国内の業務資本提携先への出資の投資有価証券評価損の計上
グローバルに事業を展開している同社にとっても、新型コロナの影響は小さくなかったという事ですね。2021年3月期の予想についても、利益面は多くの企業同様に現時点での開示なしとなっています。ただ、新型コロナに関するリスク情報として発表された今後の見通しを読む限り、あまり悲観的になる必要もないかなというのが率直な感想です。主な内容は以下でした。
- 2021年3月期に予定されている複数の長期案件は、現時点では全て予定通りに次フェーズに案件規模を拡大し継続見込み
- 無人化の需要があらゆる産業で急増しており、従来以上に新規顧客からの問合せ多く、既に国内外の大手企業からの新規受注獲得
- 必要な運転資金の水準は相対的に低く、当面の資金繰りについても特段の懸念なし
- 海外事業開発の積極推進方針に変更なく、アーティセンス社との技術開発も当初予定通りに進行
また、決算発表に合わせて「中国・国内の子会社設立延期」「Qualcommの技術協力のもと、『Qualcomm(R) Robotics RB3 Platform』向けのライブラリを提供開始」というIRも発表されています。
Kudanについては、新型コロナの暴落がなければ小資金の私には縁がなかった銘柄です。週明けの値動きがどうなるかはわかりませんが、保有株の中でも「夢を見られる銘柄」だと思っていますので、握力強めに握り、中長期で保有していきたいと考えています。
今週の記事
月~水曜日は祝日の為、休場
今週の株式市況

■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週続伸、2営業日合計で約560円上昇し1日の下げ分を帳消しに
2.5連休明けの7日は米経済指標の大幅悪化を嫌気するも、後半は買いが優勢
3.欧米で経済活動再開の動きや中国の貿易統計改善をプラス材料視する流れに
4.米中関係の悪化も両国首脳による電話協議などを受け緊張が和らぐとの期待
5.週末は後場に上げ足を加速し500円あまりの上昇をみせ、2万円大台回復■週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比559円(2.85%)高の2万0179円と2週続伸し、2万円大台を終値ベースで4月30日以来、3営業日ぶりに回復した。今週はゴールデンウイーク明けで2営業日にとどまったが、日経平均は大きく切り返し、今月1日の570円あまりの急落をほぼ帳消しにする戻りをみせた。
5連休明けとなった7日(木)は朝方こそ想定を上回る悪化が相次いだ米経済指標を嫌気して日経平均は安く始まったが、その後は持ち直し次第に買い優勢に傾いた。欧米で経済活動が再開される動きが出ていることや、取引時間中に発表された中国の貿易統計の改善をプラス材料として捉え、後場は上げ幅を広げ、終盤伸び悩んだものの反発して引けた。8日(金)は前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が一時9000ポイント大台を回復するなど上値指向を強めており、これに追随する形で買いの勢いが増した。米国では新型コロナウイルスの感染拡大が鈍化したことを背景に多くの州で経済活動を再開する動きが広がっており、これは東京市場でも好感されている。ここ対立が先鋭化していた米中関係も、中国の劉鶴副首相と米国のライトハイザー米通商代表などとの電話協議が行われたことを受け、両国間の緊張が和らいだとの観測から幅広く買いを誘導した。米雇用統計発表前にもかかわらず、日経平均は後場一段高となり、大引けは500円強の上昇で高値引けとなった。
引用元:株探