
日経平均
19,498.50
【前週末比 +1,678,31(+9.42%)】
確定損益
なし
含み損益
ー36,633 ⇒ +111,866
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今週は月曜日に緊急事態宣言発令が決まり、8日(水)に7都府県に緊急事態宣言が発令されました。依然として感染者数は予断を許さないほど増加していますが、株式市場は悪材料出尽くしかのように息を吹き返しつつあり、来週に直近高値である3月25日の19,564.38円を超えてくるのか、それとも大きく下落して底抜けするのかが焦点かと思います。
さて、ネットやSNS界隈では2番底がくるのかこないのかといった論調で盛り上がりを見せつつありますが、個人的には「当初市場参加者が警戒していたほどの2番底はこない」と考えています。
このまま上昇を続けるとは思いませんが、多少の上下動を繰り返しながらヨコヨコに推移しつつ、コロナの終息を待つイメージです。大きく下がっても17,000前後で、底抜けはないのではと想定しています。
一部、6日の「本日のポンコツぶり」でも書きましたが、判断した主な理由は以下です。
- 過去に例のない規模での経済対策を実施
- 感染者はまだしばらく増加するであろうことと、直近の各企業の業績が悪いであろうことは誰もが想定済
- すでにアフターコロナに向けた銘柄の選別が行われている印象
単純に、世界規模でのウイルス感染や経済対策規模、過去最高のボラティリティ更新など、過去に例のない事が多発している中で過去のパターンにとらわれ過ぎなくても良いのではないかという素人考えです(笑)
リーマンショック時と比べる話をよく目にしますし、私自身も先週ぐらいの時点では過去の暴落時同様に2番底がくると思って待ち構えていました。今でも、影響を受ける企業への投資は慎重に行う必要があると思います。
しかし、日々の市場の動きを見ている中で業種によっては売られ過ぎを見直す動きが出てきている印象を受けていましたし、ポンコツなりに考えて勇気を出してみた結果が今のところ”吉”と出ています。週明けにどうなるかはわかりませんが・・・。
学がないことに加えて経済に疎いので、浅い考えで恐縮ですが、このように自分なりに考えてトライ&エラーを繰り返しながら成長していきたいと思います。
今週の記事
今週の株式市況

■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶりに急上昇、1万9000円台半ばまで大きく切り返す
2.週初は米株先物を横目に日経平均先物を買い戻す動きが活発化し全体押し上げ
3.週央も政府の大型経済対策への期待から買い戻しが続く
4.FRBによる大規模な資金供給策発表も米株高を通じポジティブ材料視
5.新型コロナウイルスの国内感染者数が増勢強め、週末は上値重い場面も■週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比1678円(9.42%)高の1万9498円と2週ぶりに急上昇となった。今週は、国内外で新型コロナウイルスの感染者数拡大に対する懸念が高まるなか、大型経済対策への期待もあって株価は意外にも強い動きをみせた。オプションSQ算出を前に日経平均先物を買い戻す動きが加速し全体相場の戻り足を助長する格好となった。
6日(月)は日経平均が700円を超える急反発をみせた。前週末の米国株市場でNYダウ は下落したものの、東京市場の取引時間中に米株価指数先物が大きく買われ、これを横目に日経平均も先物主導で一気に水準を切り上げた。7日(火)も上値指向を継続。新型コロナに対する警戒感がやや後退し、前日にNYダウが1600ドルを超える急伸をみせ、日経平均もこれに追随する形となった。更に8日(水)は政府の緊急事態宣言を受けて目先悪材料出尽くし的な動きが優勢となった。大型経済対策への期待による全体相場の予想外の強さをみて空売り筋の買い戻しが加速したほか、週末のオプションSQをにらんだ思惑も先物への買いを助長し日経平均は400円あまりの上昇をみせ、1万9000円台を回復した、9日(木)は上昇一服。目先筋の利益確定の売りが上値を押さえたが、下値抵抗力も発揮し下げ幅はわずかに7円にとどまった。そして週末10日(金)は前日にFRBが大規模な資金供給策を決定して米株市場が続伸したことを受け、買い優勢に。新型コロナウイルスの国内感染者数が増勢を強めるなか上値も重い展開だったが、後場は買い直され結局1万9000円台半ばとこの日の高値圏で着地した。
引用元:株探