
日経平均
19,389.43
【前週末比 +2836.6(+17.14%)】
確定損益
ディア・ライフ【3245】
-71,300(-30.6%)
含み損益
ー151,733 ⇒ -25,433
コメント
今週はリバウンドの週となり、前週末比で17%を超える上昇となった。ちなみに金曜日は配当金権利確定日となり、大引けにかけて大きく買われた。
依然として新型コロナの影響は大きく、関東では週末に外出自粛要請が出ており、今度は日用品や備蓄食料の買い貯めが発生。スタバやTOHOシネマズなど、多くのサービス・飲食業の店舗が営業休止を発表。
これだけ経済に大打撃を与える状況が続いている中での株価上昇の為、政府の政策(肉券?魚券?)や日銀の株価操作などがあったとしてもどこかで2番底をつけにくる場面があると踏んでおり、後述の理由により今週はディア・ライフの損切りを実行した。
また、今週は欧米の感染拡大が急速に進んでおり、金曜日には英ジョンソン首相のコロナ感染を発表。若年層の意識が低いことが問題視されており、今後も感染数の増加は続きそう。
最後に、ディア・ライフの売却理由は以下。
- 日本でも感染者が再び増加傾向にあり。来週以降でまた全体的に大きく下げるのではないか(300円台前半まで下落する場面も出てくるのではないか)
- 不動産がらみからは一旦ポジションを外したい
- 2番底が来たときに買いに行くための資金作り。
もし予想通り300円台前半まで下落してきたら、また欲しくなったとしても損切りで確保した資産で単元数を増やして買い戻せるし、このまま上昇するなら仕方ないと割り切る。
今週の記事
今週の株式市況

■今週の相場ポイント
1.日経平均は7週ぶりに急反騰、週間の上げ幅は2800円超え17%高
2.海外ヘッジファンドのショートポジション解消の動きが加速する展開に
3.週央には日経平均が1400円強の上昇で約26年ぶりの上げ幅を記録
4.その後、東京都の外出自粛要請などが嫌気されて大幅に反落する場面も
5.週末は配当再投資の動きや駆け込み権利取りの動きなどを背景に大幅高■週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比2836円(17.1%)高の1万9389円と7週ぶりに急反騰した。今週は海外ヘッジファンドの買い戻しが一気に進み日経平均は急反騰に転じた。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が世界的に強まるなかで、上下にハイボラティリティな展開が続いたが、米経済対策への期待感などを背景にファンドのショートポジションの解消が進み、想定を上回る戻り相場が演出された。
23日(月)は日経平均が3営業日ぶりとなる反発でスタート。前週末に日銀がETF購入額を大幅に増やし2000億円強の買い入れを行ったことで下値に対する不安が緩和され、リスクオフの反動による上昇。そして、このアンワインド(巻き戻し)の動きは翌日以降、一段と加速する形となる。24日(火)は日経平均が1200円あまりの急騰。更に25日(水)は1454円高と約26年ぶりの上げ幅を記録、テクニカル的にも目先底入れムードが強まった。これは前日の米株市場で、新型コロナに対処した大型景気対策への思惑からNYダウが2100ドルを超す過去最大の上げ幅を記録したことが引き金となった。リスク選好ムードが高まり、ヘッジファンド筋の先物を絡めた買い戻しが一気に進んだ。ただ、今回の波乱相場は一筋縄ではいかない。26日(木)は目先筋の買い戻しが一巡し、大きく下値を試す展開となり、日経平均は一時1000円を超える下げをみせる場面があった。小池東京都知事が25日夜の緊急記者会見で感染爆発への可能性に言及、外出自粛要請をしたことが嫌気された。そして、週末27日(金)は前日の米株急伸を受け、再び買いが優勢となった。機関投資家による配当再投資の動きや駆け込みでの権利取り狙いの買いが上げ足を助長する格好となった。
引用元:株探